年間行事

・厄除祭 一月成人の日 午後二時
 毎年十二月中に各地域回覧版にて申し込み書配布しております。
 ご希望の方は社務所、各地区神明神社総代に申し込み用紙ご記入いただきご連絡ください。


・歳旦祭・交通安全祈願祭  元日 午前零時
・祈年祭       二月十七日 午後二時 
・春季祖霊祭  春の彼岸の入り日 午後二時
・御田祭      七月二十五日 午後二時
・例祭 宵宮 九月十六日  祭典   午後五時
    本祭 九月十七日  流鏑馬神事午後一時
              祭典   午後二時

・秋季祖霊祭  秋の彼岸の入り日 午後二時
・七五三    十一月十五日に近い土日 午後二時
毎年十月中にチラシを配布しております。新聞を取っていない方は社務所、各地区神明神社総代にご連絡下さい。チラシ以外の日程希望の方はご連絡下さい。
・新嘗祭     十一月二十三日 午後二時


例祭由緒

大永6年に遠山氏が苗木に居城してからは、鎮守の神として尊崇し、城主は毎年正月・五月・九月・参勤交代へ行く前等に当社に参拝していました。九月十六日を例祭とし、湯立、流鏑馬の神事があり藩の役人が監督して行われました。現在も重要な神事として九月十七日の例祭で、流鏑馬は受け継がれています。湯立神事は、明治に廃止されました。

流鏑馬は武士の士気を揚げる為、藩史が監督し流鏑馬神事の奉納が行われました。元々は本祭りの前に禍津神を追い祓い清々しい斎場で一年に一度の例祭を行うためのものでした。

これを里の氏子の人々は的に当たれば禍津神が近寄らず作物がよく出来豊作となり外れれば禍津神により不作であると言います

現在は九月十七日に風折烏帽子・直垂姿の神職が自ら乗車し、神馬がゆっくり進む中、神事が斎行されます。

射手の神職は、馬上から黄金色の稲穂が波打つ二十五メートル離れた稲田の三つの的に二度、計六射の白羽の矢を氏子が見守る中、射放ちます。

一番目の的は早稲の作柄を、二番目の的は中手(中間の時期の作物)の作柄を、三番目の的は晩稲の作柄を占うと伝えられます。射畢わった矢は子供等が家に持ち帰るため競って田に入り取りに行きます。

白羽の矢は家に豊作を呼び、繁栄をもたらします。

この流鏑馬神事が畢わると、二町(二一八メートル)離れた拝殿に 石畳の参道を参進して、本祭りを行います。参道には鶴・亀・勾玉・臼と杵・鯉の滝登り・扇等の形をした自然石の模様の石畳が敷き詰められています。

又、苗木藩主遠山家より出た絵図面に基づいて再現された「風流おどり」、や「井汲獅子」の奉納も行われます。